これまでにないスーパーマーケットの形である。
米国ボストンの「Pantry」は、レシピと食品キットを購入するスーパーマーケット。これまでこういったスタイルは、定期宅配モデルであったわけだが、それをリアル店舗で実現しようとしたものだ。
今日は何を食べようか。その選択肢は多くの場合、完全なる手作りか、炒めたり、焼いたりする一手間系のもの、もしくは弁当や外食だ。
完全に手作りというのは、食材の調達から料理の手間から、それなりの時間と労力がかかる。この完全手作りと、コンビニで売っているような一手間系食材の更に間に、このレシピセットが存在するのだろう。
どのようなメリットがあるかと言えば、冷凍食品よりもより新鮮で栄養を考えたものが作れること。また、食材の余りが出ないという点も重要な長所だろう。
また、「レシピを買いに行く」という新たな概念が生まれてくる可能性があるのではないか。調理の未来には、まだまだ様々な可能性が眠っている。
【クエスチョン】
・小分けになったレシピ付き食材セットが スーパーに売っていたら買う?周りと話し合ってみよう!