非営利団体とITスキルを持ったボランティアをつなげるサービス「#charity」は順調に滑り出しているようだ。
【参考】
・非営利団体とITスキルを持ったボランティアを自動マッチングさせていく「#charity」
さて、今回ご紹介する「Free Code Camp」は、HTML5、CSS3、JavaScript等のプログラミングの学習を通じて、非営利団体を支援するプログラム。
毎日コツコツ学習をする際、単にコードを打ち込むのではなく、それが、何かしらNPOのプログラムを書いていくことにつながる。分からないこと等があれば、チャットによるリアルタイム支援も行われている。
プログラミングを学習すると同時に、自身の実績にもつながっていくという大きなメリットもある。ディレクションの妙味を活かした素晴らしいコンセプトだ。
例えば、今や普通に広がったインターンシップの仕組みも同じような側面がある。お金をもらうことはないが、現場で自身の学びを深めていくことができる。
これが、更に遠隔になったらどうか。リモートインターンシップとも言えるだろうが、プログラミングの学習・支援にプラスして、Skypeなどを通じ、非営利団体の会議などに参加していけたらどうだろう。
Free Code Campのコンセプトは、そんな方向性への進化の可能性も見え隠れする。
リモートワークが広がるということは、それだけ柔軟性を持ったプロジェクトが多数生まれ、支援しやすくなることを意味する。そこには、今回のようにお金だけではない何かが流通することも増えるだろうが、NPOにとっては、追い風となるに違いない。