非営利団体×ITのトレンドは、社会を変革する。視覚障害者の支援をするための遠隔ボランティアシステム「Be My Eyes」の話題は、世界で持ちきりだ。
【参考】
・視覚障害支援の非営利型クラウドソーシングネットワーク「Be My Eyes」
さて、Be My Eyesのようなシステムを作ろうと思った場合、当然ITのプロフェッショナル、技術者が必要となる。しかし、一般的なNPOであれば、そこに大きなお金を投資できないのが現状であろう。そんな問題を解決しようとする新たなサービスが登場する。
3月リリース予定の「#charity」は、非営利団体とITスキルを持ったボランティアをつなげていくためのサービス。これまでとちょっと違うのは、マッチングに人を介さないという点だ。
技術者のLinkedInのプロフフィールから、ボランティアの技術や興味を分析し、非営利団体のニーズに合わせ、アルゴリズムが自動でマッチングをしてくれる。マッチングされたプロジェクト、仕事がうまくいくように#charity側は、側面支援を続ける。
ボランティアのクラウドソーシングが、スピーディーに行われていくトレンドの始まりである。日本にも#charityのようなサービスが登場して欲しいところだ。