未来の通勤は、こうなっているかもしれない。
サンフランシスコ発の「Leap」は、内装がカフェのような通勤バスを走らせるスタートアップ。もちろん、車内は電源もUSBも利用でき、WiFiも常備されている。
停留所があるというわけではなく、バスはアプリで呼び出す。到着までは10分から15分程度かかる。ちなみに、今どこをバスが通過しているのか、また現在席が空いているのかもチェックが可能。ただし、バスの席予約機能はない。
バスに乗り込むと、入り口は、どこかの飲食店のレジのようだ。
以下のようにスマホをスキャンをして乗車。
ご覧の通り、中は本格的なカフェのようである。前方から中間地点には、窓を向いた背もたれのない椅子と、前を向いた背もたれのある椅子が並ぶ。
また後方の席は、向かい合うような座席スタイルになっている。所々に利用されている「木」とその質感が、乗車客に心地よさを与えてくれる。
車内では、ちょっとした軽食、お菓子、ドリンクが販売されている。ここで朝食をすませられるわけだ。
利用できる年齢は18歳以上。気になる料金は、1回の乗車で2ドルと割安だ。まだ、利用できる地域は限られているが、ルートが広がる中で電車通勤を代替する可能性もある。
以上となるが、実態は、通勤バスというよりも移動するワーキングカフェといった方が正確であろうか。通勤の未来は、突如としてバスが先頭に躍り出てくる可能性がある。