衣類で椅子を作る。Anna Herrmann氏が手がけるプロジェクトが面白い。
古くなった衣類は、古着屋行きか、捨てるかだ。ましてや、破れたタイツは問答無用でゴミになる。
こちらは、そのタイツを利用して作った椅子。ご覧のように、座るところと背もたれが編み込まれたタイツでできている。
年間捨てられる衣類の量は、目を覆いたくなるほど膨大だ。衣料は使い捨てのイメージが定着し、ファストファッションの興隆は、私たちの生活を便利にし、同時に刹那的にした。
しかし、今後は、こういった衣類を使ったインテリアブランドなども登場してくるかもしれない。完全循環社会を夢見て、リサイクルカルチャーはまだまだ深化する。