家具で、部屋の雰囲気は全く変わってしまう。しかし、ブランド家具はやはり値段が張る。高いインテリアを模様替えの際に都度買い替えるのは現実的ではない。
しかし、米国ニューヨーク発の「Furnishare」を使えば、気軽にブランドインテリアを部屋に揃えることができる。このサービス、一言で言えば”家具の共有プラットフォーム”だ。ブランド家具を貸し出したい人と借りたい人をつなぐサービスである。
ソファーにベッド、テープルや椅子、棚などの収納系インテリアなどが並ぶ。
借り手は、借りたい家具を3個まで選んで、契約をする。契約期間によって、毎月支払う金額は次のように変わる。3ヶ月だと149ドル+税、6ヶ月契約だと99ドル+税、12ヶ月契約だと月額59ドル+税。
貸す側も手間がかからず楽だ。貸したいインテリアを登録しておき、借りたい人が現れた場合は、Furnishareが綺麗にクリーニングし無料で配送をしてくれる。貸し手に入る金額は、レンタル費用の50%だ。いらないな、と思った家具や、しばらく使わない家具は、捨てたり安く売ってしまうのではなく、こういった共有プラットフォームを利用して長く貸し出した方が、収益として大きくなるかもしれない。
また、民泊用スペースを経営する際にも利用すると良いだろう。部屋の価値を決めるのは、立地と物件、ホストに加えて、当然インテリアが物を言う。だからといって、最初から高いブランド家具を揃えるのはリスクが高い。であれば、このようなプラットフォームからインテリアを借りた方がいい。インテリアも共有時代に突入する。
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