フランスの建築会社「Les Etablissements Tourneux」は、簡単に組み立てることができ、木にぶら下げるコンセプトのツリーハウスを開発した。
木や枝葉に極力負担をかけないようにと作られており、外観を見た誰もが、一度はその空間を体験してみたいと思わせる魅力を放つ。
中に入るときは、このように階段を使う。また、すごく高いところにぶら下げるわけではないので、何か万が一の時があったとしても、怪我は小さくすみそうにも感じる。
鳥のさえずりを聴き、外の気持ちの良い景色を望みながらも、真横には巨木が姿をのぞかせる。
海外の場合は、このような場所がどんどんAirbnbに登録されていくが、日本の場合は、登録は難しいかもしれない。しかし、キャンプ場等の昼間の目玉にするなど、面白い企画が打てそうだ。
このぶら下りツリーハウスは、いわゆるハードウェアだ。今は、そこにどんなOSを組み込み、どんなソフトウェアを起動させ、参加者にどんなコンテンツを持ってきてもらうかまでもサポートすることが大切だ。そこまでを見越して場を作り、育てていくことを前提に場を創造することが理想である。
ツリーハウスも多種多様な姿で身近になってきており、私たちに、これまでにない面白い体験を提供してくれそうだ。
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