こちら、アイデアの無料販売サイト「INTERESKINE」
サイトには「モレスキンに貯めたアイデアの中から、自分が作る予定のないネタを公開しています。もし使いたいという方がいたら、自由に持っていってください。写真やフォントの無料素材がありますが、ここはいわばアイデアの無料販売サイトです。」とあります。
例えば、こんな枕。意外とうけるかも…(笑)
コップとして使ったら、飲みにくくてしかたないですが、オブジェとしてはおもしろい…。
この耳栓、電車や飛行機の中で使っていたら、話題になりそう…。TwitterやFacebookで拡散されそう…(笑)
コードの光かたを工夫すると、おもしろいかもな〜と…。
こちら、誰でもアイデアを投稿できるようにはなっていませんが、いずれFacebookで簡単にログインすることができるようになり、アイデアに対して、いいね!やシェア、そしてwantが押せるようになったなら、かなり面白いだろうと思っています。
なぜなら、クラウドファンディングならぬ、プロトタイプを作成する前に評価がもらえる「クラウドアイデアファンディングサービス」とも言えるサービスとなるからです。
オープンアイデアサービスの「価値」は上がっていく
オンラインアイデアボード 「Blabo!」が、「Question便」というものを始めました。1日1つメールでお題が送られてきて、頭の体操にアイデアボードへ投稿します。
Blaboさんの場合、どれだけアイデアを投稿してくれる人がいるかが一番の勝負どころでしょうから、こちらはおもしろいアイデアですね。
ちなみに、今日私に届いたメールは「若者の投票率を上げる施策を、一緒に考えて下さい!」でした。ボードを見ると、いい感じのアイデアが出ていて刺激になります。
今まで、アイデアというと「個人」、または広くてもその「コミュニティー内」「組織内」のものでした。「若者の投票率をあげることに、頭を使う」なんていうことは、政治家か役所の人、一部のビジネスマンくらいしか、なかなか考えなかったことだと思います。
しかし、Blabo!のような仕組みを作れば、分野の垣根を超えて多くの人のアイデアを掘り起こし、その議論に参加してもらうこともできます。
今後、私はこのような「オープンアイデアサービス」の価値は上がっていくと思っています。
例えば、今回ご紹介したINTERESKINEは、デジタルファブリケーション時代においては「ものづくりのアイデア素材集」にもなる可能性を秘めているからです。アイデアを形にするスピードがどんどん早くなっていきますので、このようなアイデア系サービスの流れには注目です。
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