シェアハウスの進化は進みます。シェアハウスのアイデアを投稿して共感する住人を集めるサービスColishの広がりが熱い。
これまでのシェアハウス=どこにいくらで住むか でしたが、
これからはシェアライフ=誰とどんな風に住むかを考えてみませんか?たとえば、ミュージシャン同士でメジャーデビューを目指して するシェアハウスもよし。世界を変えるウェブサービスを作りたいエンジニアとマーケターが住むのもよし。健康オタク同士で一緒に農園を借りながら健康的な食生活を送るのもよし。 ひとりではなくて、みんなで住むからこそ実現できる楽しいシェアライフを描き、共感した仲間同士で住む、そんなシェアライフが増えたら素敵だとcolishは考えます。
colishでできること
面白いコンセプトでシェアハウスをやっている人や、これから始める人とつながることができます。自分で面白いシェアハウスを始めたい人は、アイディアを投稿して、仲間を集めることができます。
「どこにいくらで住むか?」から「誰とどんな風に住むか?」へ。非常に共感しますね。
こんなふうに企画を投稿していきます。
投稿されているシェアハウスには、例えばこんなものが。
現在子育てをしている夫婦、これから子育てをする夫婦に向けたシェアハウス。これは望んでいる人も多いはず!
そして、自分のやりたいことを実現したい人、みんなの好きを応援したい人が集まるシェアハウス。この分野、これから熱そう…。
地下室に約60畳の防音バッチリの演奏スペース 兼 巨大プロジェクターがあるシアタールームがある音楽家育成シェアハウス。21世紀はアーティストの時代だ〜!
代表の小原 憲太郎氏は、「完全にコンセプトからはいって、物件を探す。それでも人を引きつけられます。普通は逆ですが、このかつて無い逆のフローを定着させたいですね。“コンセプトとコミュニティーにこそ価値がある。”それがこれからの家のあり方として重要なのかと思いますね。」と取材に対して応えています。
う〜ん、共感。このコンセプト型シェアハウスのネットワークから新たな文化がたくさん誕生していくことでしょう。
近未来、「住居」は「居場所」へと進化する
photo credit: Stuck in Customs via photopin cc
不妊治療を行う人が私の周りにも多くいます。ちなみに、不妊治は今でも保険がきかないのですね。こちら、今回の衆議院議員選挙について知人と話していた時に出た話題。
実際、マニュフェストを調べてみると、不妊治療の保険適用を力強く押し進めていこうとしていた政党は、あれだけたくさん政党がある中でも、民主党、公明党、みんなの党だけ。少子化が叫ばれる一方、このあたりの対策が進んでいません。早めに実現していただきたいところですね。
と、この辺りの細かい話は置いておいて、とにかく少子化、晩婚化は進み、離婚率も今や2組に1組という割合です。生活のカタチ、家族のカタチは今大きく変わろうとしています。
そのニーズ、ウォンツに適したサービスがこのColishですね。まだまだ、コンセプト型シェアハウスは、若手が中心ですが、徐々に年齢の高い層にも受け入れられていくことでしょう。フランスの世代間同居が話題を集めましたが、日本でも広がる可能性が高いコンセプトだと思っています。
この一連の流れからも10年後、20年後、「住居」はその人の「居場所」へと進化します。そして閉ざされた場所ではなく、個人または家族が、多様なつながりを持てるコミュニティーへと変わっていくのです。もちろん、そのコミュニティー空間には多数のロボットが配置されており、人間の生活をサポートしてくれます。
古いものと新しいものが融合し、人類はもっと人に地球に優しい「シェアライフ」を始めていくのです。
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