クラウドファンディング最大手・Kickstarterで、3Dプリンタをパソコンがなくても動作可能にする機器「ViKi LCD」(ビッキー液晶)が、目標額を達成しています。
動作イメージはこのような感じです。
2013年は、3Dプリンタ関連の周辺機器及びソフトウェアの発展にも期待ですね。
社会をより良く変えるデジタルファブリケーション
3Dプリンタ、そしてデジタルファブリケーションは社会を変えます。そのインパクトは、インターネットと掛け合わさって、それはもう巨大なものになります。
この流れの中で、クリス・アンダーソン氏が言うように、世界的な大企業も誕生していくことでしょう。インターネットで言えば、AmazonやGoogle、Appleのような会社です。
もう一方で、このデジタルファブリケーションは、地域・コミュニティー、そしてソーシャルグッドな活動にも力を与えていきます。
上の画像は、石巻専修大学が行った「3Dプリンタ活用による石巻市沿岸部の復元立体模型の製作プロジェクト」です。
「復興のための元気、希望、奮起を醸成するきっかけとなることを願って」というメッセージに込められた思いは、いかばかりのものでしょう。
デジタルファブリケーションは、あらゆる文脈で、社会を変えていくことのできる潮流です。