3D solar panels can produce 20 times more energy than flat panels
マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究者は、フラットソーラーパネルよりも20倍のエネルギーを作ることのできる立体型の3Dソーラーパネルを発表しています。これは当然フラットなパネルよりも多面的に光が当たる分、発電量は多くなりますよね。
How 3D printing could revolutionise the solar energy industry
そんな中「どのように3Dプリントは、太陽光発電に革命を起こすことができるか?」という記事を発見。ブルーフェニックスのエネルギーストラテジスト・John J Licata氏の見解です。
この3Dソーラーパネルを”3Dプリンタで作ること”の可能性について触れられています。
こちらでは発電量が増えるだけでなく、コストも50%近く下げられる可能性について示唆しています。理由は、パネル生産する際のガラス、シリコン、インジウムなどの高価な材料の無駄を無くすことができるからとのこと。
当然現時点では、コスト的にも大量生産モデルに勝つことは難しいでしょうが、これからどのように進歩発展していくのか注目です。
日本人として目を付けておかなければならない流れですね。
くっつけて剥がすことのできる超薄型太陽光パネル
Peel-and-stick solar panels can be integrated into everyday objects
また、スタンフォード大学では、何にでも貼付けられる超薄型太陽光パネルを発表しました。
携帯電話や名刺から窓や衣服など、なんにでも貼付けることができます。また、セルは非常に強くできていて損傷することなく、エネルギーは別の面から転送することができるようです。これはすごい!!!
一般発売された場合の利用者の投資対効果、今後の更なる発電効率のアップ等気になるところはありますが「ポータブル発電技術」は、これからの大トレンドであることは間違いありません。
ここが3Dプリンタ技術と融合していった場合、更に熱い分野となることでしょう。
エネルギー問題は、私たちの世代で解決するべき人類的課題。これからの更なる研究に期待です。