Facebookの友人知人とシェアリングできる仕組みがあれば、盛り上がるかも…。一度は考えたことがある方もいると思います。
それを実現するのがソーシャルシェアリングツールyerdle(ヤードル)。昨年11月米国でリリースされ、着々と利用者を増やしているようです。
必要な品がネットワーク中の友人知人から借りられるかどうかを簡単にチェックできるシステムとなっています。ちなみに貸し出す側は、あげてしまってよい場合を含みサイトに掲載しておきます。この”あげてしまってよい”というところが、1つのポイントなんでしょうね。
日本は対応していないのでログインすることはできませんでしたが、こんな風にFaceookの友人達をシェアリングサークルに誘うというところから始まるようです。
アクセスはPC、もしくはスマホアプリでどちらからでもOK。
この”sharing is the new shopping.”(シェアすることは、新しいショッピングのカタチだ)というコンセプトにはグッとくるものがあります。社会的に見れば”消費者の再定義”という大きなビジョンが掲げられていると理解できるからです。
そして、ミッションはなんとこちら!
the company’s mission is to reduce 20 percent of the things people buy
(会社のミッションは、人々が買うものを20%削減すること)
面白い!50%ではなく、20%というのが、リアリティーがあって良いです(笑)
商品はこんな感じで並んでいくようです。こちらはピンクの三輪車。
コーヒーメイカーも。
yerdleは、今後貨幣経済圏がどんどん縮小していく中で、多くの地域、多くの人が支持をしていくサービスだと感じます。
日本でもどこかが、是非やっていただきたいところですね。
21世紀の長〜いトレンド”シェアリング”
書籍”SHARE”が発売されたのが2010年。もう3年前になるんですね。
たくさんのシェアリング系サービスが紹介されていて、大きな衝撃を受けた方も多いと思います。
こちらの書籍には「シェア1.0というお隣さんに”醤油を借りる”は、 ハイパー消費社会になって消滅。そしてシェア2.0は、ネットを使ってデータやファイルをシェアすること。ネット社会のシェア・カルチャーが生まれ浸透していった」と続きます。
そして、現在のシェア3.0は、ネットによるコミュニティやソーシャルネットワークにより、再びリアルなモノのシェアが可能になる世界のことです。
まさにこの世界が、今着々と浸透をしていきつつあります。インターネットが評価経済圏を生み、そこから再びシェアリング及び贈与経済圏を高度に復活させていくという流れ。この潮流は、21世紀の息の長〜いトレンドです。これからも面白いサービスが様々生まれていくことでしょう。