おお、すごい。3Dデータの作成もこのような方向へと進みます。
Shape-It-Up(シェイプイットアップ)は、手のジェスチャーや動きを認識し、マウスやキーボードなしで3Dデータを作成することができます。
3Dデータの作成も、より自然な感覚、直感的な方向へと向かっていきそうです。
ちなみに、腕や指の動きでPCを操作できるモーションセンサー「Leap Motion」(リープモーション・79ドル)の出荷が、ソフトの不具合で出荷が7月以降に延期されたようですね。
Leap Motionの反響や使ってみた感想によって、ジェスチャー操作の分野の熱が分かります。要注目です。
仮想物体とリアルな物体は限りなく近づいていく
そして、Shape-It-UpやLeap Motionの流れは、上の動画にあるような驚くべき方向へとつながっていきます。
こちらはMicrosoftの研究部門”Microsoft Research”が発表した、3D映像を手でつかんだり動かしたりできる「Holodesk」。いわゆる立体ホログラフィック分野の潮流です。
この動画は、2011年に公表されたものなので、2013年現在Holodeskがどこまで進化しているのか気になるところです。
当然実用化の際には、ゲームであったり、プロトタイプの設計などに使われていくのでしょうが、近い将来、この仮想物体は、本物と同じ重さや肌触りなども実現されてきます。
昨年2012年のIBMの未来予測 Next 5 in 5では、5年後にはスマホ画面から服の生地や家具の材質などをチェックして商品を購入することができたり、医者が患者を触診する時などにも使われると予想されています。
参考)IBMの未来予測。今後5年間で私たちの生活を一変させる5つのイノベーション
つまり、仮想物体とリアルな物体が限りなく近づいていくわけです。しかもこの未来は決して遠い遠い将来ではありません。こちらもからも目が離せませんね。