あらゆるものが、クラウドソーシングされる時代に突入しています。
こちらは、クラウドソーシングを使って建築家やインテリアデザイナーに、リフォームプランを提案してもらえるイタリア発のサービスcocontest。
世界中の建築家やインテリアデザイナーから、安い価格でデザイン案をもらえるということを特徴としています。
ユーザーは、部屋の間取りや写真をアップロード。また、現状についての説明、好きなスタイル、予算などを登録します。
そして、投稿したプロジェクト上で下の画像のように建築家やインテリアデザイナーからの質問などをやり取りします。
あがってきた、提案にランキングをつけて、最終的に誰の案を採用するかを決めるという流れになっています。
住宅関連のクラウドソーシングは大きなチャンス
photo credit: Bas Lammers via photopin cc
住宅がクラウドソーシングされていく時代は、徐々にではありますが確実に広がっていくでしょう。
またcocontestは、勝者が1人だけのコンテストモデルですが、「皆で家を設計する」というサービスも可能性があると思っています。皆で「理想の家」をネット上で設計・デザインしていくのです。
Wemakeは、工業製品や、ハードウェアを中心に皆で製品を作り上げるというスタイルをとりますが、もしこれを住居などで行うことができたらどうでしょうか。
参考)日本版Quirky「Wemake」β版がオープン間近!21世紀のものづくりのインフラとなるか!?
間取り、設計やデザイン、インテリアの提案など様々な要素があり、そこに多数の人が関わってくるとなると複雑さは増しますが、情報革命時代、それも可能性はあると思っています。
また、皆に参加してもらい、利益を分配するシステムであるがゆえに、当然大手企業ではやりにくい。
となると住宅関係のクラウドソーシングは、スタートアップがチャレンジしていくには、面白いテーマなのだろうと思っています。