クラウドソーシングもマッチング時代へと突入します。
Crowd Contentは、ウェブサイトの内容やブログ記事、製品の説明やメルマガなどのコンテンツを作成するクラウドソーシングプラットフォームです。
通常のクラウドソーシングとちょっと違うのは、最適なコンテンツライターとマッチングをしてくれるところ。
通常、クラウドソーシングを利用する際には、自分がやって欲しいことができる人を自力で探すか、やって欲しいことを投稿して、連絡あった人それぞれとうまくコミュニケーションを取る必要があります。この部分をマッチングによってより簡易化したということですね。
Crowd Contentには、数千人のクオリティーの高い記事を提供するフリーランサーが登録されています。
コンテンツのカテゴリー、WEBサイトのURL、文字数・価格、ターゲット顧客、コンテンツの目的(楽しませるか、告知するか、セールスするかなど)、強調するためにポイントなどを入力すると、Crowd Contentが適したコンテンツライターとマッチングをしてくれます。
クラウドソーシング上のマネジメントが不要になりますよ〜、とのこと。
ライターのモチベーションを上げるために、ゲーミフィケーションを取り入れた管理画面が使われているところも興味深いです。
今後クラウドソーシングにも、自動マッチングというトレンドが広がっていきそうな予感大。
セールスからマッチングへ
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インターネット上の集客は、コントロールによるセールスの時代からコミュニケーション時代に移ったかのように見えます。
コントロールの時代のセールスの中心課題は、検索エンジン広告であり、メルマガにおける情報提供的セールスでした。
当然今も、PPC広告やメルマガも一つの手段として重要ですが、大きなトレンドは、ソーシャル・メディアにおけるコミュニケーションに移り変わっているように見えます。
しかし、インターネット上、ソーシャル・メディア上で、うまくマッチングされない状態でコミュニケーションを取ろうとすると、お互いに労力と時間がかかりコストが高くなってしまいます。
ソーシャル・メディアにおける投資対効果がなかなかあがってこなかった理由の1つがここがあります。
今後、ビッグデータ時代の「マッチング」があってこそ、コミュニケーションがパワーを増していくのでしょう。
あらゆる情報がもれなく収集されていくビッグデータ時代は、誰が誰と、もしくは、どの会社が誰と相性が良いのかという情報がより精緻に分かるようになり、確度の高いマッチングが実現されていきます。
具体的には、就職のミスマッチを防ぎ、買って損した!をより少なくするのです。
時代はセールスからマッチング&コミュニケーションへと動きそうです。