何でも作れる3Dプリンタ。
こちらは3Dプリントできてしまう「アナログ一眼レフカメラ」という興味深い取り組み。
様々なモノを作る過程を公開するサイト「Instructables」にて紹介されています。
3D Printed Camera : OpenReflex
これら全ての部品は、RepRap系の全ての3Dプリンタで簡単にプリントできるとのこと。部品全てを3Dプリントする時間は15時間以内。
組み立て時間は1時間程度。カッターやドライバーなどの工具は普通に使います。
このようにフィルムもちゃんと入ります。
完成!
こちらが撮影した写真。質は分かりませんが(笑)ちゃんと撮れてます。
大企業も導入が不可欠なデジタルファブリケーション
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20130510/1049159/?P=1
日本でもカメラ市場全体は縮小傾向ですが、一眼レフカメラの市場は大幅に伸びています。
スマホで写真を撮影する機会が増えため、良い写真を撮りたいと思う人の裾野が広がっているとのこと。
また、日本の家電メーカーがあらゆる電化製品で苦戦をしている中、比較的堅調なのがカメラ市場。ニコンやキャノンは世界的に健闘を続けています。
一方、3Dプリンタ等新しい製造技術が、この分野にも少なからず影響を与えていくはずです。
デジタルファブリケーション時代の大企業のモノづくりはどうなるのか?日本では、パナソニックがいち早く導入を始めましたが、あらゆるモノづくり系大企業が本格導入を検討しなければならないタイミングにきています。
参考)3Dプリンタが大量生産に利用される時代へ。それでも、21世紀の産業革命の本流は「デザインの再設計」