クレディーセゾンまで、クラウドファンディング事業へ進出…。大手も含め、あちこちで動きが激しくなってきています。
そんな中、地元密着型クラウドファンディング「FAAVO」が、地元の法人と組んで、クラウドファンディング事業を展開していく方向性を打ち出しました。
初期投資なしで、地域のクラウドファンディングが運用できます。現在、鹿児島、熊本、宮崎、岡山、京都、石川、長野、新潟、埼玉以外の都道府県で積極的にオーナーを募集しているもよう。
仕事としては、「地域でのクラウドファンディングの周知」「クラウドファンディング投稿者の発掘及び掲載までのコーディネート」「Facebookページの運用、勉強会、ワークショップなどの運営」となっており、収入は、調達金額の15%です。
中間支援団体や地域活性化型のNPO等、シナジー効果を発揮しやすい法人は様々あると思いますし、株式会社含めどこが運営するにしても、幅広いネットワーク、そして地域のコミュニティーを構築できるというメリットは大きいでしょう。
ご興味のある方は、是非FAAVOに問い合わせをしてみてください。
営業がかっこ悪くなる社会
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クラウドファンディングが当然の社会となる時、ビジネスの世界で何が起こってくるかというと、1つは「営業」がもはやかっこ悪くなるということです。
営業という言葉には、「売り込み」というイメージも一緒にくっついていると思いますが、それがマイナスイメージを生んでいきます。
当然、口コミやそれを生み出すプレゼンテーションは大切です。しかし、売り込みはもはやいらないという世界に本格的に突入するのです。
これまでの方法は、自分たちが売れると信じる製品を大量在庫で作り上げるところから始まります。そこには当然、売り切っていかなければならないというある重い鉄鎖がかけられますので、自社の存続をかけた営業が行われていくわけです。
しかし、今後は、対面・ネット動画含め「プレゼンテーション」をしても口コミで広がらないような商品は、そもそも作らないという判断がくだされるようになっていきます。
また、熱烈に欲しい!という一部の人がいたとすれば、製品を作らないというわけではなく、それにも細かく対応し、受発注形式で販売していくようになります。
営業という概念が変わるのか、新しい言葉が生まれてくるのかは分かりませんが、今「営業」が大きな過渡期に立たされています。