かっこいい日本製のハンドバイクが、モノづくり特化型クラウドファンディングzenmonoにて、資金調達開始。
・溶接工場が生み出したバリアフリーなハンドバイク「HBJ-X」
開発のきっかけは、足の不自由な方からのオファー。
自転車事故により車いす生活を余儀なくされた方の個人的な依頼で始まった ハンドバイクプロジェクトでしたが、「手でこぐ」感覚は非常に新鮮で快適であり、 スポーツ性の高い乗り物である事が分かりました。
この感覚をもっと多くの方々に体験して欲しいという願いから、本格的なデザイン・製造を始めました。
障がい者/健常者という壁を越えて、いっしょに楽しむことができる乗り物がHandBike Japan のハンドバイクです。
そしてこちらの動画、感動しました。
資金は、これまで全てハンドメイドで作っていたものを「普及モデル」とするために使われるとのこと。具体的には、基本フレームを再設計し、素材を「スチール+塗装仕様」に変更することによって販売価格を安くするとのことです。
障がいのあるなし関わらず、これは良さそう!自転車好きな私としては、一度は乗ってみたいハンドバイクです。
リアルでもネットでも、気軽にモノづくりの時代へ
zenmonoは、資金調達以外のサポーター制を導入しています。
例えば、ハンドバイク・HBJ-Xには、現時点で製品を販売したいと言っている人が1名、イベント等でマイクロボランティアを志願してくれている人が2名集まっているようです。
Blabo!がアイデアから広がる製品のオープン開発プラットフォームになる可能性を秘めているのに対して、zenmonoはクラウドファンディングの入り口から、製品のオープン開発プラットフォームへと広がるモデルです。
誰でも、ネット・リアル問わず製品開発に携わる時代において、製品のオープン開発プラットフォームの存在は、今後経済に大きな影響を与えていくことでしょう。
コワーキングスペースやオープンファクトリーが、リアルにおけるモノづくりのオープン開発プラットフォームだとすると、ネット上にも続々とそのようなプラットフォームが生まれていきます。
今後、この流れは要注目です。