ついにきた!という感じです。3Dデータの作成が劇的に簡単になるかもしれません。
11月に発表される予定の2D写真から3Dデータを簡単に作ることのできるソフトウェア「3-Sweep」。上の画像にあるように、まずはマウスで物体をなぞるように線を引きます。
もう一本こちらのように線を引き…
最後にマウスで上にグンっと伸ばすと3Dデータの出来上がり。
色も同じように再現してくれます。
こんな複雑なカタチをしたものも、写真から簡単に3Dデータが作れてしまいます。
これはすごい。もちろんどれだけの精度で3Dデータが作れるかなど、まだ分からない部分はありますが、3Dデータ作成革命であることは明白でしょう。このように直感的で、誰もが行える簡単な方法が普及することを願います。
詳細はこちらからご確認ください。驚きです。
3Dプリンタ利用を妨げる「4つの壁」
3Dプリンタを実際使うまでには、大きく4つの壁が立ちはだかっています。
1つ目が目的の壁。そもそも普通は、3Dプリンタを使うモチベーションが湧きません。何がどう今の自分にプラスになるか、分からないからです。もしくは、自分の目的、やりたいことが3Dプリンタに合っているかどうかの判断も必要になります。ここが第1の壁。
そして2つ目が、3Dデータ作成の壁です。3Dデータ作成ソフトが無料とは言っても、実際に作るにはそれなりの知識が必要です。ここが面倒くさい、という人も多くいます。しかし、今回の3-Sweepのようなツールが出てくると、この壁がかなり低くなりそうです。
3つ目が3Dプリンタを使う壁です。どこにある、どの3Dプリンタを使えば良いのか?自分で買った方が良いのか、ハイエンドは3Dプリンタでプリントした方が良いのか?などが分かりません。ここが第3の壁です。
そして最後、第4の壁が価格の問題です。日本でハイエンドな3Dプリンタを使おうとすると、材料費が高いという理由から、見積もりを取るとまだまだ価格が高いです。ここで一歩踏み出せないという方も多いでしょう。
これらの4つの壁が今後どのように解消されていくかがポイントです。そして、当然ここには事業チャンスが眠っているわけですが、特に私は、第1の目的の壁、そして第4の価格の壁が、今後どのように低くなっていくのかに注目していきたいところです。