チョコレート好きな私には、なんとも目を惹くクラウドファンディングプロジェクト。世界最高のチョコレートバーを再発明し、提供するというもの。
Kickstarterにて13,800ドル(約138万円)目標にプロジェクト投稿されていますが、15,700ドル(約157万円)を超える事前予約が集まっています。
美味しいだけでなくオーガニック&フェアトレードのチョコレートも使用。
食べたいかどうかは別として(笑)特別に金粉の入ったチョコレートもプレゼントされます。
小さなチョコレートバーの入った5本入りのサンプルパックが10ドル(約1,000円)、また通常の8本入りが35ドル(約3500円)。
顧客の印象を中心に構成されている動画もいい感じ。動画におけるマーケティングにご興味のある方は、ご確認ください。
食品のクラウドファンディングを成功させるには?
Kickstarterを見回しても分かりますが、このような食べ物・お菓子のクラウドファンディングプロジェクトの成功は、決して簡単ではありません。投稿数はそれなりにありますが、当然ながら金額も小さく、お金が集まらないプロジェクトもたくさん存在しています。
そこで、ヒントになりそうなのが今回のチョコレートバーのプロジェクトです。クリスマスという季節性×再発明という話題性で打ち出し、注目を集めています。
今後、日本でもクラウドファンディングサイトにお菓子等の食べ物のプロジェクト投稿も増えてくることでしょう。そこでこの考え方を用いて、プロジェクト投稿をすれば、注目及び事前予約が集まる可能性は高くなるでしょう。
例えば、「恵方巻きを再発明する!(2月)」「ひなあられを再発明する!(3月)」「桜餅を再発明する!(4月)」「柏餅を再発明する!(5月)」といった感じです。
特に、楽天などのモール系サイトで大きく商品を販売しているようなところは、クラウドファンディングを使った商品販売は、今後新しい一手としてチャレンジする価値が出てくることでしょう。
「季節に向けて、商品を再発明する」という食品関連のクラウドファンディングプロジェクト。注目です。
【Social Design Newsから本が出ました】
働き方は無限大。
組織や事業の寿命よりも、人が働く時間のほうがはるかに長くなった現代。
テクノロジーの進化と人々の価値観の変化によって、「働き方」が大きく変わりつつある。
メイカーズ、クラウドソーシング、クラウドファンディング、ソーシャルスタートアップ……「仕事の未来」には、無限の可能性が広がっている。
あなたは、どの働き方を選びますか?
さらなる進化を遂げるテクノロジーと新たな時代の価値観が出会ったことで、
これまで考えられなかった(あり得なかった)ような働き方が可能となった。
今、私たちの目の前には、数限りない働き方が存在する。
私たちは、自らの働き方を自分で選び、実行していかなければならない。
それが、本書の言う「ワーク・デザイン」である。 ――「はじめに」より
本書では、これからの働き方の新構造を次の7つのステージで捉えた内容となっています。
・新しい「働く」の価値観
・消費社会から生産社会への潮流
・ワークプロセスの文明的大転換
・組織形態の変化
・キャリアデザインについて
・タスクデザインについて
・これから必要とされる個別スキル
現在の「働く構造の進化」は、各ステージをバラバラに見ても分かりません。7つの構造全体を体系的に捉えることで、始めて進化の本質が見えてきます。
Amazonの「なか見検索!」で一部内容を読めるようになっていますので、ご興味のある方はこちらからご確認ください。【書籍】ワーク・デザイン これからの働き方の設計図
※ライフハッカー[日本版]で本書を大きく取り上げていただきました。
「いま、新しい働き方『パラレルキャリア』が重要だ、と言える理由」