クルマ製造を民主化するために進む自動車メーカーLocal Motors。
現在、全ての部品を3Dプリンタで作る世界初の電気自動車を年内に発表するために、プロジェクトが進められています。そのためのデザインコンテストが、6週間に渡って開催されましたが、30カ国から200以上のカーデザインが提出されました。そして、ついに決まったデザインが上の画像にある自動車です。
Local Motors Announces Winners of First-ever 3D-printed Car Design Challenge
メインのボディーは1つの部品として一気に3Dプリントできてしまいます。また、座席は取り外し可能で、素材や色はカスタマイズ可能。また、屋根はオープンカーデザインで開閉式です。
そして、この3Dプリンタで作られた車は、世界各国にあるマイクロファクトリーで作られ顧客に提供されていくようになるわけです。
更に、地域のマイクロファクトリーで何でも製造し販売するという流れは、クルマだけでなく、家電製品でも始まります。
事実、Local MotorsはGEと組んでこの夏に、「FirstBuild」というクラウドソーシングプラットフォームをオープンするわけです。最初のプロジェクトは「調理の未来」を実現するための企画となり、キッチン用家電の開発を進めていきます。
ソフトバンクの家庭用ロボットPepperくんが各所で話題を呼んでいますが、SFにも見えてしまうような新しい社会が今、目の前に現れようとしています。
ライドシェア、3Dプリントカー、そして自動走行車
Googleもついに自社開発のクルマを発表しました。見た目、超かわいいです(笑)
驚くべきところは、このクルマなんと、アクセルもブレーキもハンドルもありません。なぜなら、それは自動走行車だから。
屋根には365度をチェックするセンサーが設置されており、危険は常にチェックされています。
ちなみにボタンで発車と停車の操作を行います。物足りないな〜…と思う方以上に、こういうクルマの方がいい!と思う方も多いのでは?何しろ安全ですからね。
ここ数年で新しい車社会が明確に見えてきそうです。