闇を照らす昔懐かしいランプが、現代の文脈の中で復活です。
クラウドファンディングサイトindiegogoで密かに注目を集めている「Pelty」は、まさに”ランプ2.0″を思わせる製品。
Bluetoothスピーカーが搭載されており、
スマホ経由で、癒しの音楽を高音質で流すことができます。
そしてすごいところは、なんと、ろうそくの炎の熱エネルギーを電気に転換して使うのです。よって、電源コードはありません。なんとエコでスマートな発想。
ハンドメイドで1点1点丁寧に作られる製品であり、作り方においても温かさも忘れていません。
気になる価格ですが、早期割引で199ドル(約2万円)。しかし、この価格はもう売り切れており、現在は310ドル(約3万1,000円)から購入できます。ちょっと値段は張りますが、ゆったりとした癒しの夜、熟睡のお供に良さそうです。
古いものを新しく再発見するということ
PHOTO: Vintage compass lies from Shutterstock
古き良きモノを新しく再発見する。そんな姿勢が、今、私たちに問われているのかもしれません。
スマートフォンを使う際、指をスワイプしてページをめくる動き。
これは古くから、私たちが紙をめくる際に積み重ねられてきた動作であり、ある種私たちのDNAにまで刷り込まれてきたと動きなのかもしれません。それをAppleは、スマホやタブレットなどの現代のデバイスに復活させたわけです。
この再発見の潜在的喜びは、老若男女問わず、なんとも言えない普及力を帯びてくる。普遍性に彩られた何かがそこに厳然と存在するからなのでしょう。
次々に新しいものやサービス、それに関係した情報が飛び込んでくる日常。そんな中だからこそ、私たちは常に原点である人間として、また普遍性に立ち返って、あらゆるもの見つめる一瞬が必要なのかもしれません。
いずれにせよ、古き良きものが新しいカタチで再発見されていく流れには注目していきたいところです。