言語の壁は、ウェアラブルデバイス時代に、ついに消えてなくなります。
カーネギーメロン大学の学生が開発をしている「Captions」は、Google Glassのリアルタイム字幕翻訳アプリ。翻訳された文字が映画の字幕のようにリアルタイムで出てくるため、瞬時にコミュニケーションがとれます。
コンセプト動画は、カメラマンが異国の地で思わぬ事態に遭遇した時をイメージされ作られています。
カメラマンが、自転車で転んで大けがをする子供に出くわします。子供がしゃべっている言葉をCaptionsで翻訳。
今度は、子供にGoogle Glassをかけて、こちらの話している言葉を理解させます。
緊急事態における言葉の壁は、私たちに悲劇をもたらす。悲劇を過ごしでも緩和するため、Captionsは利用されます。
英語とドイツ語など、言語体系の近いものに関しては、即利用されていきそうです。日本においても、音声通訳 Proのようなアプリもありますし、今後にかなり期待できそう。
【参考】
・同時通訳アプリ「音声通訳 Pro」がすごい!言語の壁がどんどん崩れている
是非、こちらの映像をご確認ください。
GLASS – “Captions” Short Film from everdream on Vimeo.
言語のその先
人間にとって、言葉とは、その生存を左右するほどの道具。仕事をすること、生きることにおいて、言葉は私たちのクリティカルツールです。
ここしばらく経済社会における言葉の価値は、相手をコントロールする”操作主義的な方法論”、また英会話等、”他言語学習”の中にありました。
しかし、今後5年、10年、20年と過ぎ去る際、他国との言語的な壁はない、また操作主義的なメソドロジーは今より更に社会の避難の対象となることでしょう。
言語の価値を、私たちはいかに捉えていくべきか。そんなところを私たちは、もう一度考えるべきタイミングに来ています。