ありそうでなかった、これは面白い。お店を持っている誰もがチャレンジする価値、あるかもしれませんよ。
フィリピンの航空会社Cebu Pacificが雨の日に新しい広告方法を導入し話題を呼んでいます。
方法はシンプル。このように型を置いて、地面に撥水スプレーをかけます。
雨が降るとその部分だけが浮き出てくるわけですね。
これはなんとも目が行ってしまいます。ここに入れる文言次第では、バイラルも起きる可能性がありますし、スマホからアクセスが急増するかも。
クイズをかけ合わせたり、ここからしか見れない○○、なんてのも目を惹くことでしょう。雨の日には、立て看板にプラスしてこの方法はいかがでしょう。
アクセスすると航空料金が割り引かれるという広告なのですが、結果として37%もオンラインからの予約が増えたとのこと。素晴らしい。
地域差があるのですが、日本の雨の日の平均は、年間117日程度のようです。1年の約3分の1は雨の日ということですので、撥水系のマーケティングは、日本においても可能性あるでしょうね。マーケティング会社や看板会社などの新たな商品になるかもしれません。
場と情報が融合していく
スマホを見ながら歩いている人、どんどん増えていますよね。自転車に乗っていると、危ないなぁと感じることが多いですが、Google Glassのようなメガネ型デバイスは、この問題に解決の糸口を与えてくれそうです。
歩きながら視界の中に、画面を映し出してくれるので、下を向きスマホを見るよりもリスクははるかに軽減される。
更に言えば、視界の中に映る情報を元に、気軽にオンラインにつなげることができる時代となっていきます。つまり、今回のマーケティング事例のように、スマホをかざすことなく、もっと自然にQRコードを撮影できたり、検索できるようになるわけです。
これはまさに、「場と情報が真の意味で融合を遂げていく」ことを意味します。
場の価値を最大化するという潮流。
VR系のビジネスやマーケティングがこれからたくさん登場してくるでしょうが、それを横目に”場の情報化”という大トレンドが、私たちの購買行動を変えていきます。これから私たちが見つめるべき重要ポイントです。