さて、皆さんはカードをどのように管理しているでしょうか。クレジットカードに、電子マネー系のカード、更に各社のポイントカードに…。結果、財布はカードでパンパン、という人も多いはず。生きていると、何かと持ち歩くカードの数は増えていきます。
そんな世界に一矢を投じる新たなデバイスが登場。この分野の本命かもしれません。
さて、ご紹介する「Plastc Card」は、手持ちのカードを1枚に統合し、タッチスクリーンで動かすことのできるデバイス。
統合したPlastc Cardは、銀行のATMでも使用可能。
また、お店のカードリーダーの読み取りもOK。
また、カードキーも統合すれば、部屋に入る際の鍵までPlastc Cardで可能になります。
カードはBluetoothでスマホと連携しており、支払い情報の確認やカードの追加は全てアプリ経由で行われます。
また、バッテリーは30日ほど持ち、充電はこのようにワイヤレスで行うことができます。
更に、セキュリティーについてもシビアに考えてくれており、パスワードロックはもちろん、持ち忘れ防止アラートも搭載されています。ちなみに、カードは20枚まで統合可能。
気になる価格は155ドル(約1万6,000円)。発売は来年2015年夏ですが、現在事前注文を受付中です。
いかがでしょう。カードの束を持ち歩く時代とは速くおさらばしたいものです。
私たちの”デスク”は既にシンプルに統合された
さて、上の55秒の動画は、1980年から2014年までのデスクを時系列的に追った面白い動画。
34年前のデスクは、これだけたくさんのものに溢れていましたが、2014年現在において、これらが全てノートPCやスマホアプリなどに統合されています。
こう見ると、当時を知る人は感慨深いのではないでしょうか。もちろん、アプリに統合したいものとしたくないもの、人それぞれ好みがありますが、少なくとも、若手やこれから社会人になっていくような世代のデスクは、このように超シンプルに統合したものとなっていくでしょう。
一方、これだけデスク上がシンプルに統合されているにも関わらず、まだたくさんのカードを原始的に財布に入れ持ち歩いているという事実。デスクと比べ、なんとも対照的です。Plastc Cardのようなデバイスが広く普及することを願います。