移動は創造性を高める。誰もが一度は経験したことがあるだろう。
脳の側頭連合野に蓄積された様々な経験を前頭葉が引っ張り出す。これが脳科学からみた創造であるわけだが、歩くと前頭葉が活性化し、ヒラメキや考えがまとまりやすくなるというわけだ。
適度な移動は、仕事をする上で、これからの重要なオプションとなる。オフィスでPCを叩くスタッフもリモートワーカーもそれは変わらない。そんなこれからの働き方を押し進めるための共有スペースネットワークが「Workfrom」だ。
図書館などの公共施設や、カフェ、飲食店、プライベート空間が登録されており、Workfromメンバーが、仕事や一服のために立ち寄るわけだ。
登録されている場所は、高い安全性を有し、基本Wifiが利用できる。
お店側は、このネットワークに月4.99ドルを支払って登録しておくことで、集客につなげられる。また、会社や個人にとってみれば、新たなつながりを生むキッカケとして利用できるわけだ。
以前、Airbnb用の部屋を持つホストが、鍵を預けておけるカフェを登録したネットワーク「Keycafe」をご紹介した。
パートナーとなってくれるカフェも募集しているわけだが、カフェ側のメリットとしては、新たなお客を獲得することだ。(カフェ側に手数料が支払われるわけではない)世界中からの訪問者の最初のタッチポイントとなれる!とPRされているが、確かにそのメリットはありそうだ。
引用元: Airbnbのホストと宿泊者の”鍵”の受け渡し問題を解決する「Keycafe」の可能性 | Social Design News.
現在、21世紀型のワーキングネットワークが世界中に構築されつつある。お店が、それを”支援するための場”としての立ち位置を取ることで、新たな集客方法を掴むことになる。リアルなお店やリアルな場を持つところに、これまでとは違った側面から、光が当たり出す。
【クエスチョン】
・これからの働き方を支援するこれまでにないワーキングネットワークを考えてみよう!