Amazonがリアルな店舗に進出しようとしている。しかも、ドライブスルー形態で。
Amazon Launching Drive-Thru Grocery Stores
ドローンによる配達や家庭用AIデバイス「Amazon Echo」など、次々打たれる手に、世界中が注目しているが、このカタチもまた新しい。
いつものようにAmazonのオンラインストアで商品を注文する際に、いつその商品をお店に取りにいくかを一緒に登録するという流れ。いわゆる、帰り際等の「ついで」として、商品を受け取る選択肢を用意するということだろう。
まずは、カリフォルニアのサニーベールで開設が検討されているようだ。
通常、その場所は商品在庫を置く「倉庫」として利用されているが、そこをお店にもしてしまおうという発想。いわゆる家までの「ラストワンマイル」へ新たなアプローチを試みようとしている。
肉や魚や野菜などを、昼休みに注文し、帰りがけにお店によって持ち帰ることも選択肢としては当然ありだろう。このステップであれば、広い店内を巡回し、レジに並ぶ必要はなくなる。
Amazonは、人間と買い物の新たな関係性を構築するために、チャレンジを続けていく。