「そろそろ自前で生活基盤をまかなう暮らしはじめませんか?」(モーラの家)
「はい、始めたいです」(私)
環境活動家の田中優さんが共同代表をつとめる「天然住宅」が監修した「地球環境
と健康を考えて作られた次世代を見据える賃貸住宅」と聞きまして、調べてみた
「モーラの家」。
お部屋の目の前には菜園、そしてその隣には井戸。また屋根に設置された太陽
熱温水器でお風呂や給湯器のお湯を供給し、冬の暖房にはペレットストーブ。
もちろん、住宅そのものは「自然素材」で出来ており、住む人にも地球にも
優しい環境が「網羅」されているので「モーラ」の家と名付けられたようです(笑)
さすが天然住宅さん!Facebookページで家の様子を確認しましたら、「木造」の感じが
もうなんとも言えません。これを見てしまうと、こんな家に住みたい!と思う方は
すごく多いでしょう。
サントリーが開発した新素材「パフカル」によって「壁面緑化」が実用レベルに
なってきましたし、持ち家だけでなく、賃貸住宅、また今後はマンションもどんどん
「人に地球に優しい」コンセプトへと急速に変化していくことでしょう。
JOINが進める「空き家バンク」の取り組み
日本全体の現在の空き家率は現時点で「13.1%」、数は800万戸を超えている
ということです。確かに私の福島の実家の近くも、どんどん空き家が増えていて
驚きの状況です。
野村総合研究所の予測では、もし2003年のペースで新築(約120万戸)を
造り続けた場合、30年後の2040年には空き家率が43%に達するとしています。
「これ以上、新築ばっかりってどうなの?? 空き家のリフォームが重要
なのでは???」私も本当にそう思います。
上の画像はJOIN(日本移住交流推進機構)が進めている「空き家バンク」
という取り組みです。その名の通り、全国の空き家をデータベース化し、
居住者とつなぐというサービスです。
理想の田舎暮らしをイメージする情報、そして地域検索で「空き家」を検索。
良さそうなところを見つけたら、自治体へ直接問い合わせるという流れに
なっています。
空き家をより良くリフォームという意味では、以前、田中優さんをインタ
ビューさせて頂いた時、天然住宅のヴィンテージ住宅についてお伺いし、
感動したことを覚えています。
今の住宅はコンクリートメインで作られており、その寿命は50年くらいです。
しかし、天然住宅は300年持ちます。現在の空き家などの余った住宅を
天然住宅が安い価格でリニューアルをかけ、その住宅を300年持つものへと
変える。そして、皆が住みたいと思う社会資産としての中古住宅の市場を
作りたいということでした。
空き家バンクで良さそうな家を発見したら、その家にそのまま住むこと
もOKですが、長くより良く住むために、天然住宅さんのようなところで
地球にも居住者にもより良くリフォームをかける。このようなスタイルが
主流となることでしょう。
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