社会起業家=チェンジメーカー!
といったイメージが強くありますが、今日は
1つチェンジメーカーという言葉について
取り上げたいと思います。
★チェンジメーカーの本質的定義とは…
その時代に、「最も求められている価値」を提供する人
ということです。
世の中の価値とは何か?というと、大きく分けて3つ存在します。
1、経済的価値
2、感性的価値
3、道徳的価値
経済的な価値というのは「損か得か?」という
ところで考えられるものですね。
感情的な価値というのは「好きか嫌いか?」
というところで考えられるものですね。
そして、道徳的な価値というのは「良いか悪いか」
で考えられるものですね。
世の中の人々が、現代は
「道徳的価値が最も欠落している」と感じていわけです。
よって、上記のような社会性が強い会社(道徳的価値の
高い会社)が指示、応援され、社会を変革する騎手として
取り上げられるわけです。
例えば、ルネサンス期。ちょっと古いですが(笑)
この時代は、芸術家が感情的な価値を提供することに
よって、チェンジメーカー足りえたわけです。
そして、戦後は経済的価値を提供した起業家、経営者が
チェンジメーカーとして取り上げられていたわけです。
例えば、パナソニックの松下幸之助氏やソニーの井深大氏や
ホンダの本田宗一郎氏などですね。
そして、今は社会起業家が社会性、いわゆる道徳的価値を
提供し、チェンジメーカーとして認識されているのです。
例えば、これまで私たちの“成功”のイメージは
1位:お金をたくさん持っていること
2位:不動産、金融商品を持っていること
3位:高学歴であること
というものでした。とにかくお金か、お金に直結するものを
大量に持っていればそれが成功の象徴だったのです。
しかし2012年以降では、
お金を持っていることは4位に落ち、
あとの2つもランク外に消えていくという時代に
なっていきます。
つまり、私たちは今まさに、価値観が大きく転換している
まっただ中にいるということです。
その新たな価値観への変化の肝は、社会性であり、道徳性
であるということですね。
それでは今回はこれで終わります。