ついに、この流れが始まりました。コワーキングスペースのファブラボ化ですね。
起業支援のFirstStepを運営する中央会計 株式会社(大阪市中央区 代表取締役:小松 宣郷)は、関西最大級のコワーキングスペース『オオサカンスペース』へ3Dプリンタ「Makerbot Replicator 2 」を寄贈しました。
(中略)
東大阪や八尾など地場の製造業のお客様が多い中央会計では、少しでも製造業が元気になるお手伝いができないかと考えていました。
3Dプリンタの価格が下がって手に入りやすくなったことを受け、IT業界と製造業界が集うきっかけのひとつになればと寄贈するに至りました。
導入後は、中央会計のお客様、FirstStepで起業家される方にはオオサカンスペースの利用チケットが配布され、IT業界のスペシャリストが多く集う『オオサカンスペース』に集うことになります。
ITベンチャー企業と製造業のコラボレーションを目指し、地域に貢献しています。
地域にファブラボ的な場が作られていくことが、日本のデジタルファブリケーション及びパーソナルファブリケーション発展のポイントの1つだと思っています。それを最も現実的に広めやすいパターンの1つが全国的に開設されているコワーキングスペースに3Dプリンタ等の工作機器を置くことでしょう。
以前も記事にしましたが、自治体に工作機器の支援を受けながら地域にこのコワーキングファブが広がっていくことが理想的な形の1つだと思います。
ますますこの流れが加速することを願っています。
ついに行ってきた!OMOTE 3D SHASHIN KAN
OMOTE 3D SHASHIN KANに行ってきました。こちら3Dスキャナーと3Dプリンタを使って、自分のフィギュアを作ることができる2ヶ月限定のショップ。実際出来上がるフェギュアは、上の写真の通りすごくリアル(汗)。大人気の理由が分かりました。
iPhoneで簡単に3Dモデリングができる 123D Catch!のようなものが出てきてはいますが、それで上記のような精巧なフィギュアを作るのは、まだ難しそうです。モデリングした3Dデータを精巧なものに仕上げるために、相当の手間がかかっていることが分かったからです。
ということは、やはり地域の写真館や結婚式場などで展開されていくことが理想でしょうね。
ちなみに、使っている3Dプリンタの材料は石膏で、フィギュアの色まで自動でつけられるものを採用していました。
う〜ん、これから「人生でたった1度の大事な瞬間」は写真だけでなく、フィギュア化されていきそうですね。
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