3Dデータ作成ソフト大手の米国Autodeskが、クラウド型CADソフト「Autodesk Fusion 360」を正式リリースしました。
どこでも動作し、よりスピーディーに、そして誰とでもデータを共有しながら設計するために作られた次世代ソフトウェア。動画を見ると、そのインターフェイス、スピード感にワクワクします。
利用料は月額25ドルで、年間使用契約となります。また、日本語版の提供は、検討中とのこと。
ちなみに、90日間の無償の英語版についてはダウンロード可能です。
これは、まだプロ向けのコラボレーション設計ツールですが、より簡単に3Dデータを触ることのできる消費者向けのツールも登場しそうな予感。
そうなってくると、「コラボレーション生産時代の幕開け」を感じさせてくれるはず。今後の動きにも要注目です。
Google Glassで3Dスキャンをする時代。法整備も必要
3Dデータの扱いが一般的普及し始める時代。
やっぱり、始まってきました。Google Glassであらゆるモノをスキャンし、持ち出してしまうという動き。
Google Glassで、美術館の展示物を30枚程写真撮影。そして、Autodeskの123D Catchで3Dデータを作成します。
この3DデータはThinggiversにもアップロードされています。
Marcus Aurelius by @tblatt of @custom3dstuff #throughglass
…が、この一連の流れは当然やってはいけないことです。
今後、日本でも「簡単にモノを3Dデータにして持ち出してしまう」という問題に注目が集まることでしょう。
法整備も含め、今後各所で対策が必要になってきそうです。