何でもスピーディーにカスタマイズされていく時代です。
カナダの会社「BITE」のショップはわずか7分で自分のオーダーメイドの口紅を作れてしまいます。ショップの場所はニューヨーク。
おおお〜、すごい。チョコレートのトリュッフのように備えられた口紅を溶かして、冷えた金型に入れて固めます。
すべて天然成分でできていて、ミント、チェリー、スーパーフルーツなど味を選ぶことができます。私は口紅は使わないので分かりませんが(笑)、女性にとっては嬉しいトレンドなのではないでしょうか。
B to Bの商品特化型3Dプリンタ&そのソフトウェア
Kickstarterで143万8765ドル(約1億4千万円)を集めた3DプリンタBuccaneer。1個の価格は347ドル(約3万5千円。出資者価格は約2万5千円)と激安です。
Buccaneerを作ったPirate3Dは、今後は3Dプリンタではなくソフトウェアに注力していく模様。理由は、「安い3Dプリンタは、今後いたるところから出てくるから」とのこと
確かに、消費者向けの積層造形型3Dプリンタは、価格も含め、もはや来るところまできているなと感じます。今後の進化の方向性は、多品種素材やフルカラーバージョンへの工夫に向けられていくのでしょう。
また、もう1つは「企業向けの3Dプリンタ」に視線が注がれてくる可能性があります。今回ご紹介したBITEは金型で口紅を作っていますが、いずれ積層造形形式の3Dプリンタで口紅を作るなんてところも出てくるかもしれません。
NASAが3Dフードプリンタへ出資をしていますが、今後「B to Bの商品特化型3Dプリンタ&そのソフトウェア」へ注目が集まっていきそうな予感です。
【参考】
NASAが3Dフードプリンタへ出資。3Dプリンタで作った世界初の美味しいピザを作る!