アメリカで2000年以降、手足をなくしてしまう傷を負う兵士は2000人を超えるとのこと。
やはり軍隊、戦争は絶対に反対なわけですが、このような傷を負ってしまった兵士へ、新しい補助ツールの開発が進んでいます。筋肉の神経とコンピューターネットワークをつなぎ、自分の手足のように動かせる機器です。
New Nerve and Muscle Interfaces Aid Wounded Warrior Amputees
上の動画を見ていただいても分かりますが、かなり精度が高まってきていることが分かります。
近い将来には、筋肉にからではなく、脳から直接指令を与えられるように進化していくわけですが、現時点ではこの方法が良いようです。
いずれにせよ、これらのテクノロジーが、多くの人の身体の不自由さを少しずつ解消していってくれることは間違いありません。
技術のマッチングサイトの立ち上がりを期待
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21世紀の事業は、テクノロジーとそのアイデア、また、デザイン性と社会性が大きな要素となると考えています。
アイデアやデザインというものは、インターネットの進化によって、非常に良質なカタチで広がりを見せています。また社会性の広がりはもはや止めることのできない時代の要望です。しかし、このテクノロジーという点においては、中々見えにくいところがあります。
これまで「テクノロジー」というと、「大企業」というイメージがあります。なぜかと言えば、その技術が商品として形になって現れてくるのは、大企業のものがほとんどだからです。大量生産できないものは、技術としても採用できなかったわけです。
しかし、世を見渡せば、知的財産の個人出願件数は、特許が1.3万件、実用新案が4千件も存在しています。(2010年年間データ)一方、これらの多くは、結局眠ったままになるのです。
ただ、これからは違います。デジタルファブリケーションやクラウドソーシング、クラウドファンディング等で、技術を世に問える機会は大いに出てきます。
しかし、現状技術をうまくマッチングしてくれるようなWEBサイトが存在していません。今後、技術とアイデア、またニーズと技術などをうまくマッチングしてくれるサイトが立ち上がってくることを望みます。