今年は、スキャナー革命の年とも言われますが、こちらも注目の製品。
Fuel3D: A handheld 3D scanner for less than $1000
フルカラー・高解像度の3Dスキャナー「Fuel3D」。ハンディータイプです。
顔を3Dスキャンする場合、首元に小さな機器を起きます。
そして、数秒間フラッシュ撮影するような感じ。
同じ機能のハンディータイプの3Dスキャナーは、15,000ドル以上の費用がかかりますが、Fuel3Dは990ドルで、10万円未満というのが大きな売り。
確かにハンディータイプの3Dスキャナー「Artec」は良いのですけど、価格が高いんですよね…。
また、Fuel3Dの技術は、もともとにオックスフォード大学で医療用画像処理アプリケーションとして開発されたものとのこと。これだけスピーディーに高解像度の3Dデータを作れるというのは大きな一歩です。
じっとしていられない赤ちゃんや動物などでもチャレンジできる可能性がありそう。
3Dスキャナーの進化は、何を変えるか
Fuel3Dのような技術が最終的にはスマホで使えるといいですね。
こちらはAutodeskの「123D Catch for the iPhone」の動画。現時点でも、このようなところまではきていますが、今後、この技術も更なる進化を遂げていくのでしょう。
Google Glassで3Dスキャンをするような動きも始まってきましたし、今後数年内にコンタクトレンズ型コンピューターからも3Dスキャンできてしまうようになる可能性は十分にあります。
【参考】
・Google Glassで3Dスキャンをする時代。法整備も必要
・GoogleGlassの次はコンタクトレンズ型コンピューター。開発・実験も着々と進行中
使い方という意味ではまだまだ未知数のことは多いですが、いずれにせよ、このスキャナー技術の進歩は私たちの生活や仕事に大きな影響を与えていくことでしょう。