駐車場には、かならず再生可能エネルギーの充電器がついている未来。そんなことがスタンダードになるかもしれません。
こちらは、駐車場に太陽光パネルを屋根のように設置し、電気自動車を充電するシステム「EV ARC」。
「半分は通常電源を使う」などという落ちはなく、100%太陽光による充電システムです。
特徴は大きく2つ。1つは自立型のプラットフォームなので、小さな駐車場どこでも設置できること。そして2つ目は、日中の太陽の移動に合わせてパネルを動かしていく「EnvisionTrak技術」です。
つまり、その時間帯で一番発電量の多い方向に、自動でパネルを向けていきます。これは素晴らしい。
サイズは約1.8メートル × 5.4メートル、16キロワットアワーという電力を発電をし、電気自動車を充電します。
「未来の駐車場には、必ず再生可能エネルギーの充電システムが入っている」う〜ん、これは是非スピーディーに広がって欲しいものです。
100%再生可能エネルギー社会へ向けて
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EVの充電器設置は、着々と進んでいます。しかし「できればこれも再生可能エネルギーで」というのは当然の願いです。
そして、こういった製品を日本メーカーにもどんどん投入してもらいたいところ。
地域によってはポータブルな風力発電機による充電が適したところ、または地熱による発電が適したところなど様々でしょうから、多種多様なシステムが登場してくれることを願います。
また、個人やチームによるハードウェアレボリューションが進む中で、来年2014年からは新たなエネルギー関連製品が多数登場することが予測されています。
日本からも、新たな再生エネルギー系機器が多数生まれてくるこをを願うばかり。
100%再生可能エネルギー時代へ向けて、あらゆる電気機器が再生可能エネルギーで動く社会にむけて、今後もこういった流れは注目をしていきたいところです。
【Social Design Newsから本が出ました】
働き方は無限大。
組織や事業の寿命よりも、人が働く時間のほうがはるかに長くなった現代。
テクノロジーの進化と人々の価値観の変化によって、「働き方」が大きく変わりつつある。
メイカーズ、クラウドソーシング、クラウドファンディング、ソーシャルスタートアップ……「仕事の未来」には、無限の可能性が広がっている。
あなたは、どの働き方を選びますか?
さらなる進化を遂げるテクノロジーと新たな時代の価値観が出会ったことで、
これまで考えられなかった(あり得なかった)ような働き方が可能となった。
今、私たちの目の前には、数限りない働き方が存在する。
私たちは、自らの働き方を自分で選び、実行していかなければならない。
それが、本書の言う「ワーク・デザイン」である。 ――「はじめに」より
本書では、これからの働き方の新構造を次の7つのステージで捉えた内容となっています。
・新しい「働く」の価値観
・消費社会から生産社会への潮流
・ワークプロセスの文明的大転換
・組織形態の変化
・キャリアデザインについて
・タスクデザインについて
・これから必要とされる個別スキル
現在の「働く構造の進化」は、各ステージをバラバラに見ても分かりません。7つの構造全体を体系的に捉えることで、始めて進化の本質が見えてきます。
Amazonの「なか見検索!」で一部内容を読めるようになっていますので、ご興味のある方はこちらからご確認ください。【書籍】ワーク・デザイン これからの働き方の設計図
※ライフハッカー[日本版]で本書を大きく取り上げていただきました。
「いま、新しい働き方『パラレルキャリア』が重要だ、と言える理由」