スマホから安くハイヤーの配車を頼めるUber。共有経済の雄として、今や世界中が注目する会社となりました。
そして、次は家族向けのハイヤーサービスを開始する模様。王道と言えば王道ですね。
Uber Reportedly Exploring a Family Service
具体的にはハイヤーにチャイルドシートなどが設置されており、通常の料金にプラス10ドルがかかるというサービス。家族で記念日を祝う食事に行く時や大切な日のショッピングなどに利用されていくのでしょう。
また、Uberはハイヤーという枠にとらわれず、自転車や歩きで荷物を配送するサービスUberRUSHを発表し、まずはニューヨーク開始されていきます。
スマホで簡単に安く何でも呼べてしまうという流れは今後も益々広がっていくのでしょう。
Uberについてまだよく知らないという方は、こちらの記事をご覧ください。
【参考】
・超快適!話題の配車サービスUBER【ウーバー】を六本木で使ってみた。
生産の民主化が個人に力を与える
PHOTO: future technology from Shutterstock
時代のうねりは、消費社会から生産社会へと移行していく流れの中にあります。
具体的に言えば、21世紀の個人は消費者としての個人というよりも、生産者としての個人という側面が社会的に強まっていくわけです。
3Dプリンタやデジタルファブリケーション技術で、誰もがものづくりをする時代となるというだけでなく、自宅をAirBnBで貸し出す、買い物ついでに近所の人の分まで買ってきてあげるなど、サービスを気軽に個人で提供するという意味も含め、生産者となるわけです。
この生産の民主化という巨大なうねりは、企業から個人へと徐々に力を分散させていくものです。もっと言ってしまえば、ピラミッド型の組織からネットワーク型の個人、コミュニティーに力が分散されていきます。
また、この流れが明確になってきた今、共有経済における税金問題が世界で話題になりつつあります。どこにどのように税金をかけていくのか?という問題です。
いずれにしても、この共有経済が世界を再構築しつつあります。