農業は、ロボットの導入やモノのインターネットによって、第三次農業革命と言って良いような様相を呈しています。
いや〜こちらのデバイス、家庭菜園革命の本命かもしれませんね。
自然に近い水耕栽培で、多品種の美味しい有機野菜を作れる「Grove」
野菜の生育環境は自動で最適化されていきます。もちろん、パソコンやスマホでの操作も可能。
食器棚くらいのスペースがあるので場所は取りますが、美味しい有機野菜を手間無く自宅で作りたいというニーズにはマッチするでしょう。
価格などの詳細はまだ分かりませんが、最近約2億円の資金調達を行っいます。いや〜この辺りは今後相当熱い分野となっていきそうです。
【参考】
・スマホと連携する家庭菜園システム「Niwa」が家庭菜園を一般化する
失っていたものを取り戻すイノベーション
PHOTO: bowl of salad from Shutterstock
ハードウェア革命、オープンソフトウェア、モノのインターネットは、私たちの生活を新たな段階へと導きます。
その中で、現代において私たちが失ってきた大切なものを取り戻す動きも生まれています。
食に関してもまさにそう。私たちは、忙しい毎日の中、まず第一に犠牲にしやすいのが食事でしょう。
日々慌ただしい中、とにかく外食かコンビニ弁当でしのいでいく。私たちのカラダは食事によって作られているので、バランスの偏った加工食品よりも、バランスを考えた手作り料理を食べた方がいいに決まっています。が、それが許されないような忙しい毎日を送っているのが現代人と言えましょう。
豊かな食卓が、人間の幸せの一因であることは誰の目からも明らかです。今後あらゆる側面からの技術の進歩が、現代人が失ってしまった大切なものを再び高度に取り戻す方向へと動いてくれることを願うばかりです。