未来の書棚は、こんな感じなのかもしれません。
こちらは、壁紙を電子書籍の本棚にすることができる「Biblioteca Digitala」。ボーダフォンルーマニアと家具小売りを行うモブエキスパートが発表した新たなサービスです。
まずは専用のソフトウェアで、電子書籍を本棚に配置します。
イメージ画像なんかを貼り付けて、選別しやすくデザインすることも可能。
そして、壁紙を100ドル(約1万円)で印刷して壁に貼り付けます。おおお〜、壁が本棚に早変わり。
本を開く時にはこのようにQRコードを読み込んで電子書籍として開きます。
省スペースを意識した未来のインテリアとして、また図書館などにもこのような技術が使われていくかもしれませんね。
21世紀の「新たなリアル」とは?
PHOTO: happy people from Shutterstock
デジタルとリアルの空間的結合は、今後益々拡大していきます。
バーチャルリアリティーとリアルをシームレスにつなぎ、ユーザーの体験効用を最大化する。これがこれからの大きなトレンドとなります。
インターネットが、いよいよ平面的な世界から、三次元の立体的な世界へと移っていく。セカンドライフは少し早すぎましたが、ウェアラブルデバイスの普及を目前にして、ついにその期が熟そうとしています。
この時、リアルにおけるあらゆる仕事の専門性が、デジタルの世界にも適用されなければならなくなる。つまり、リアルとバーチャルは、情報収集やECなどのシンプルな構造を超えて、高度にリアルと結合するタイミングに差しかかってきます。
「新たなリアル」がこの現実世界に生み出されようとしているのです。