日差しこそが最高の照明である。
イタリア発のLED照明パネル「Coelux」は、太陽による日差しを部屋の中に再現します。タイプは3種類で、赤道付近の強い太陽光、また地中海の日差し、そして北欧スカンジナビアの柔らかい太陽光バージョンがあります。
窓がない部屋でも、日差しが当たっているかのような光を照らすことができます。
自宅の風呂場も、旅館やホテルで日の光を浴びながらお風呂に入るような爽快感を再現できそう。
あとは、朝日や夕日など希望する時間帯の日差しを設定できるようになるとベストですね。
応援していきたい進化の方向性。これから期待の技術です。
繊細な人間観がテクノロジーに反映されゆく時
PHOTO: happy young family from Shutterstock
まだまだテクノロジーは「粗い機能性」に着目した進化の歴史しかありません。
例えば「屋内を明るくするため」という大きな機能性を追求し、ランプや電球が発明されてきました。更にその後の進化の大きなベクトルは経済性、環境負荷の軽減となり、そこに蛍光灯やLEDなどの製品が生まれてきました。
しかし、これからのテクノロジーの進化はもっと繊細になり、今回のような「自然光の再現」というベクトルも見えてきます。
「人間にとって自然な状態とは何か?」
この問いを深く追求していくことが、これからのテクノロジーには大切なこととなります。
そして、ウェアラブルデバイス等、様々な製品開発の進化は、その人、その会社の「人間観」がそのまま反映されることになっていきます。