携帯コーヒーメーカーというトレンドが、じわじわと広がりそう。
以前、パックで持ち歩く「Coffeebrewer」をご紹介しましたが、Kickstarterで10万ドル(約1千万円)を超える資金を調達した「Hey Joe Coffee Mug」は、更に興味深い製品。
【参考】
・コーヒーマシーンを過去のものに。携帯コーヒーメーカー「Coffeebrewer」
まずボトルに水を注ぎます。
そして、ボタンを押すとお湯が湧き、コーヒーが入れられていきます。
このように、フィルターにコーヒーがセットされ、ここにお湯が落ちていく仕組み。
ボタンを押して数分、いつでもどこでも入れたてのコーヒーを飲むことができます。
Hey Joe Coffee Mugの小売価格は69ドル(約6,900円)となる模様。ちなみにコーヒー1杯あたりの費用は約40セント(40円)〜50セント(50円)です。Coffeebrewerが1杯あたり100円〜150円でしたが、ここから考えるとかなり安め。
また、バッテリーを充電し利用する形式ですが、USBポートもついており、パソコンなどの電源を使うこともできます。
近い将来、皆が持つタンブラーは、携帯コーヒーメーカーへと進化を遂げているかもしれません。
生活をモバイルに最適化するトレンド
PHOTO: hand touching from Shutterstock
戦後、核家族化の広がりによって、マンションなどに向け製品は小型に最適化されてきました。小さな冷蔵庫や洗濯機などはまさにその象徴です。
そしてこの 21世紀、私たちは生活をモバイル化するというトレンドの中を進むことになります。
ゆっくりですが、着実に進むこの潮流は、ノートパソコンやモバイル端末のように仕事で使うものを筆頭に、今後は生活の際に必要なものへと高度に広がっていきます。
例えば、生活に必要なモバイル商品の代表格と言えば「折り畳み傘」。今や多くの人が利用していますが、この延長に広がるモバイル系製品には大きなチャンスが広がっています。
今回ご紹介したモバイルコーヒーメーカーなどもまさにそのトレンドの中にあり、これからの”当たり前”になる可能性がありそうです。