こんなサービス待ってました!という声は多いだろう。
「Riffreel」は、自分が撮った動画を40ドルで、かっこよくハイセンスな2、3分の映像に編集してくれるサービスだ。
私たちのスマホは、撮った写真と動画で溢れている。しかし、その思い出のカケラは、編集という作業がなされていないため、多くのものは残骸のようにすみっこに寂しく居座っているだけだ。
特に、映像は、その多くのメモリーに見合う”作品”とも言える永遠性を持つことを、待ちこがれていた。Riffreelは、そんな動画の切ない願いを切り開くためのサービスだ。
編集動画を表現するフレーズを入れ、必ず入れて欲しいシーンを指定する。また、自身が好きな映像を共有することで、完成イメージをすり合わせる。結果、次のような映像が完成してくる。価格も分かりやすく手頃であることから、多くの人に利用されていきそうだ。
想いの編集サービスという潮流
PHOTO: Valentines Day background with hearts and flower from Shutterstock
編集というと、無機質なイメージを持つ人も多い。しかし、今後は、人の想いを深く表現するための編集系サービが増えていく。以前、紹介したアルバムサービスStoryWorthはその象徴だったが、rifeelもまた、その底流ではつながっている。
【参考】
・家族の思い出をネット上に残していく21世紀型アルバムサービス「StoryWorth」
私たちの人生には、日々変化が問われるものと、変わってはいけないものがある。社会の中では、常に変化が問われるが、一方で、人間には、変化してはいけないものへの強い衝動がある。
数値化できないもの、つまり、温かな思いであったり、家族であったり、それらの記憶は、自分の中で変わらない何かであり、自らが返ってくる心の郷里でもある。そのようなものを強化するサービスやトレンドは、これから益々大きくなっていく。