日本中にいる「専門家」が選んだ「本当に良いもの」を毎月8日に届けるという
定期購入の通販サービス「HATCH」が始まります。
コーヒーのセレクターから、洋楽のセレクター、スタイリングの
セレクター、スパイスのセレクターなど様々です。
例えば、ドライフルーツの定期購入サービスはこんな感じです!
6ヶ月31,500円なり!皆さん、どう思いますか?
http://shop.hatch8.jp/?pid=44462073
通販をやられている方は、このようなワクワク&ドキドキを提供する「キュレーション
型定期購入サービス」を既存顧客向けに提供するというのは1つのアイデアとして
ありますね。
1950年代からのマーケティングの歴史
photo credit: Melissa Segal via photo pin cc
インターネットを使った新たなニッチサービスがどんどん立ち上がっています。
多くの人は、これって「本当にブームになるの???」「買う人いるの???」
と疑問が浮かんでくるサービスもあるかもしれません。
このHATCHというサービスに関しても、正直すぐ使ってみよう!と思う人は
そんなに多くないだろうと思います。しかし、それでいいのです!
1950年代から始まったマスマーケティングは7回人々の耳に入れなければ
ならない時代でした。TVのCMで「コカコーラ!コカコーラ!コカコーラ!」
と連続で流す。それには、何億円、何十億円単位の広告費が必要でした。
そして、経済成長が減速する中で行われ始めたマーケティングは、「顧客
のリスト化 →教育→販売」という手法です。いわゆる通信販売モデル、
ダイレクト・レスポンスマーケティングですね。
また、1990年代にインターネットが登場。2000年代に、リスティング広告
という「今欲しい!」と思っている顧客に「検索」や「ターゲティング広告」
で売りつくしていく大消費社会末期のマーケティング手法が確立されました。
そして今、またこれからのマーケティングは、FacebookやTwitterをはじめ、
ソーシャル・ネットワーク内の信頼する友人、知人の「2人」が「これいい!」
と言っていたら、購入してしまうという時代へと突入しています。
マーケティングは以前よりも、圧倒的にお金がかからない時代になって
きているという事実があります。よって、WEBサービスも一部の人たちから
「圧倒的に支持される」というサービスが大切です。
もちろん、それらが一気に多くの人たちから支持を受けLineのように
日本中、世界中に急速に広がることもあるでしょう。しかし、PRや販促に
お金がかからなくなってきたので、ニッチの中のニッチな市場で圧倒的に
支持をされるもの、口コミされるものでまずはOK!そんな時代にとなって
きています。