この領域のサブスクリプションコマース(定期購入サービス)は、きっと大きく広がる。…というよりも、もう大きく広がっている。
ゲームやアニメが好きな人のためのサブスクリプションコマースサイト「Loot Crate」は、Tシャツ、フィギュア、雑貨などのキャラクター関連グッズが毎月届く。その価格は、13.95ドルとお手頃である。
バーチャルを、そしてネットを、どのようにリアルと高度に融合させるのか。この課題は、昨今それを鮮明に打ち出すGoogleだけでなく、あらゆる領域において、重要な課題となっている。
米グーグルは11日、自社ブランドで展開するスマートフォン(スマホ)やノートパソコン(PC)などが買える同社として世界で初めての実店舗「グーグルショップ」=写真はグーグル提供=をロンドンに開設した。
特に、このエンターテイメント系のサブスクリプションコマースは、新たなキャッシュポイントとして展開を広げる可能性がありそうだ。その理由は以下である。
・デジタルファブリケーション等の普及で、在庫コストがゼロに近づいている
・モノを通じた新たなコミュニケーションがファンコミュニティをより強化する
・趣味の世界であり、コスパの概念があまりない
例えば、任天堂全体のサブスクリプションコマース、もしくはスーパーマリオの限定商品ばかりが届くサービスなども、人気を集めそうである。(以前、ご紹介したクエスチョンブロックランプは、いい味を出していた)
【参考】
・こ、これは!?どこかで見たことのあるクエスチョンブロックランプがKickstarterで人気
ちなみに、Loot CrateのFacebookページのいいね!は189万を超えている。サブカル大国日本が、世界に大きく打ち出すサブスクリプションコマースサイトを見てみたいところだ。
【クエスチョン】
・アニメ系、エンターテイメント系、ゲーム系のサブスクリプションサービス。自分だったらどんなモノが欲しいか考えてみよう!