TVショッピングの未来はどこにあるのだろうか。日本におけるTVショッピングの市場規模は5,000億円を越える。1時間足らずで億単位の売上げをあげていく、その偉容は未だに健在である。
しかし、どうだろう。今の20代、30代が年を重ねていく際にTVショッピングに夢中になるだろうか。スマホを操り切るこの世代では、ちょっと考えにくい。
例えば、今のTVショッピングをスマホ経由で観るようになるのか?一部はそうかもしれないが、主流ではないような気もする。
スマホを利用したTVショッピングには、やはり適したフォーマットが必要だ。どんなフォーマットが発明されていくのか?今、EC業界の誰もが目をこらして見つめている。
そんなところに登場してきたのは「MikMak」だ。アクセサリーにジュエリー、ビューティー系アイテムやガジェット、基本1万円以下の商品を扱う。
フォーマットは、1つの動画が30秒以内であることが特徴。その間に商品の魅力を伝えていく。
このプラットフォームを見ていて思い浮かべたのは、Lineの元社長がこの度立ち上げた、女子のための動画ファッションマガジン「C Channel」である。TVに近いクオリティで配信されゆく動画コンテンツは、まさに次世代のTVショッピングプラットフォーム、そのフォーマットのデファクトスタンダードを取りにいくために立ち上げたような印象を受けた。
いずれにせよ、スマホ経由のビデオショッピングフォーマットはどうなるのか?注目しておきたいところである。
【クエスチョン】
・「TVショッピングの未来」と題して、フォーマットアイデアを同僚と話し合ってみよう!