ポップアップショップムーブメントが、じわじわと広がる中で、当然の収束として起こるべきこと。それは、出展者同士のコミュニティだろう。
ちなみに、日本でも「SHOPCOUNTER」と呼ばれるポップアップショップのオンラインマーケットプレイスが存在している。
カナダの「Toronto Urban Collective」は、地域のクラフトメイカー、料理家、ミュージシャン、カメラマン、デザイナーなどが所属するコミュニティ団体。重要な取り組みの1つは、地域でポップアップショップイベントを開催すること。
次代を生きる新たな職人とも言えるべき人達は、世界中に増えている。しかし、そいういった方々はまだまだ地域に点在しているという状況にあり、その方々をどうつなげ、どう支援をしていくか?という課題には、ほとんどメスが入れられていない。
日本にも商工会議所や経済同友会等、様々な地域組織は存在するが、これらは、どちらかと言えば中小企業向け。若干毛色が違うのだ。
日本では、各ハンドメイドマーケットやクラウドソーシングサイト等に登録する人々は増えているが、その人達を地域が支援する動きはまだまだ少ない。
数は力となり得る。ポップアップショップムーブメントの先に見えるのは、そこから生まれる次世代コミュニティである。精度の高い新たな関係性は、即新たな価値創造につながる時代。
次代の職人を支援する地域団体が多数生まれてくることを期待したい。
【クエスチョン】
・上記にピンと来る方は、次代の職人コミュニティを作るために、人をつなげていこう!