地域SNSにはまだ可能性がある。ベストなUI&UXはどのようなものになるのか。
「Firefly」は、そこに1つの提案をした。近隣(5マイル以内)の友人の状況をホタルが照らし出すというコンセプトだ。
今この瞬間、地域で何が起こっているのかをフィードで確認することができ、近くの友達とチャットを始めたり、直接会うためのセッティングをすることも可能。
もちろん、プライバシーのために、ホタルのライトをオフにし、情報をシャットアウトすることもできる。また、情報は7日で消えていく。大切なのは”今ここ”なのだ。…いずれせよ、このホタルがかわいい。
現在、地域の知人、友人とリアルタイムにコミュニケーションを取る方法は少ない。というより、ほとんどないと言ってもいいかもしれない。
ちょっと時間のある夜のコミュニケーションや災害などの緊急時に、素早くな情報交換ができる次世代SNSを待ち望んでいる人は実は多いのかもしれない。というのも、実際にFirefly発表のデータには、現在1日に数千ダウンロードされ、アクティブユーザーは25%。利用ユーザーは1日に15回以上Fireflyを確認すると言う。いわゆる地域版Facebook、Twitterという立ち位置だろう。
日本においても、まだこの分野の決定版はない。そして、グローバルな社会になればなるほど、地域に焦点が当たる。一見矛盾しているようにも見えるが、根幹は同じである。いずれも時代が希求しているサービスなのだ。地域を支える次世代サービスから、まだまだ目が離せない。
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