ソーシャル・デザインの長沼です。製作に様々ご協力させていただいたNHKクローズアップ現代の番組がついに完成しました。
3/15(火)に放映。素晴らしい番組に仕上がっていると思います。内容はこちら。
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◆“仕事がない世界”がやってくる!? 〜新たな働き方の模索〜
20年以内に、日本の労働人口の49%の仕事が、機械に置き換えられる!?(シンクタンク試算)。
人工知能やロボットによって、従来の仕事がなくなる懸念が世界的に高まっている。ITを通じてホテルの代わりに一般住宅に泊まれる“民泊”や、一般ドライバーと移動したい人とを結ぶ配車サービスはもはや当たり前。
新たな仲介サービスの台頭で、アメリカではタクシー会社などが倒産。職を失った人たちが定職に就けず、日雇い生活に陥る事態も起きている。
こうした事態にどう対応すればいいのか。欧米では、様々な取り組みが始まっている。スウェーデンの福祉施設では、限られた仕事を賃金を落とさずにシェアする試みを開始。
アメリカやスイスでは、全ての国民に毎月一定額を支給する最低生活保障(ベーシックインカム)の導入の検討が始まっている。“働かざる者食うべからず”といった常識が通用しなくなるかもしれない社会で、私たちはどう生きていくのか。最前線のルポから考える。
http://www.nhk.or.jp/gendai/yotei/
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解説は、千葉大学教授で、書籍「ポスト資本主義――科学・人間・社会の未来」を上梓されている廣井良典さん。クローズアップ現代が、この潮流を特集し、ベーシックインカムにまで踏み込む意義はあまりにも大きい。これから益々、日本中で議論が盛り上がることを期待しています。
Social Deisgn Newsをお読みくださっている方は、是非こちらの番組をご覧ください。それではよろしくお願い致します。
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