コンパクトな作業スペースをどう効率的に冷却するか。「Geizeer」は、冷凍庫で冷やした固体ゲルを搭載したミニスペース用のクーラーシステムだ。
上部のファンがまわり、氷をすり抜けた冷たい風が、360度方向に吹き渡る。
通常のエアコンクーラーは環境負荷も大きく、光熱費も高い。しかしGeizeerであれば、そのコストは1日1セント未満と格安だ。 デザインにもこだわっていて、表面は木でできておりインテリアとして部屋になじむ設計となっている。
部屋全体を考えると12㎡を3度ほど気温を下げられる。通常のクーラーと併用するという発想で、電気代を下げることも可能だ。
電源は7時間もち、マイクロUSBで充電する形式。固体ゲルは4時間冷凍庫に入れておけば再び凍って冷却能力を取り戻す。価格は現在Kickstarterで75ユーロ(約9,200円)から購入ができる。お財布にも環境にも優しい、これまでにないデザインのコンパクトなクーラーシステムがどんどん登場し、支持を集めていきそうだ。
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