RobotShopは、世界有数のロボットストア。個人からプロまでが使い、産業用ロボットから家庭用のロボット、ロボットおもちゃ、ロボットの細かな部品まで5000以上の製品を取り扱っています。
そのRobotShopが、3Dデータをアップロードすれば、3Dプリントしたロボット部品を世界中に出荷するという新サービスを発表しました。
目的の1つは、カスタムロボットのプロトタイプ構築を最小のコストでできるように支援すること。その際に必要なすべての部品とサービスを提供していくとのことです。
また、2つ目は、思いついたガジェットやロボットのアイデアを簡単に製作してしまうこと。そしてそれらが壊れたら、簡単に部品交換するためにも使用されていきます。
民主化していくロボット作り
photo credit: Tinkerbots via photopin cc
以前、「3Dプリンタで作るオープンソースの人型ロボット「InMoov」がすごい 」という記事を書きましたが、今後、一部の大企業しか作れなかったような高度なロボットが、個人やチーム、またオープンイノベーションによってどんどん生まれてくることでしょう。
そのためのインフラとしてRobotShopのようなところが重宝されていきそうですね。
デジタルファブリケーションのスピーディーな発展から考えても、SFの世界に見られる「人類の数よりもロボットの数の方が多い」という世界は、そんなに遠くない未来なのかもしれません。