3月は、福島県の被災地の復興のための町議会議員の選挙の
サポートにドタバタしていました。
人生初の応援演説やら、何やら多くのことを経験させて
いただきました。
そこで、選挙について思ったことを少し書きますと…
投票する人は、立候補者に対して「地域にどれだけ
貢献してきた人なのか?」という「行動」を見ていく
べき、ということです。
公約は大事、見え方、言葉も大事です。
しかし、大事なのはその人間の人格です。
それを計るためには、「言葉だけ」では不十分です。
利害損得という壁を越えて、いったい、どれだけその
地域に貢献してきたのか?という「行動」です。
行動はウソをつけません。現実として、着実に刻まれて
いきます。
そして、その継続されていく行動の中に、その人
の人格は歴然と現れます。
イギリスの文学者サミュエル・ジョンソンの言葉を思いだします。
「満足の泉はその人の心に湧き出るものでなければならない。
自分自身の『人格』以外のものを変えることで幸福を求める
愚かな人は、実を結ばない労力に人生を浪費し、
避けようとしている悲しみを倍増させるに違いない」
一般的に選挙というのは、利害損得、権謀術数がひしめき合う
世界です。しかし、そういった小手先を使わず当選する人たちの
中には、本当に「人格」によって押し上げられている人たちも
いるのです。
私たち、有権者は、どこまでも「行動」とその行動の継続的な証
である「人格」を見極めていきたいものです。